はじめての「アートセラピー」

※この記事は、2019年3月にFacebookに投稿した記事の再掲です。

友人が「アートセラピー」をやっていると聞いて、受けて来た。

画用紙と黒ペンを与えられ、まずはセラピストの指示に従って風景の要素を一つずつ描く。

「川を描いて下さい」
「次は、山を描いてください」
「次は・・・」

一通り終わったら

「絵を眺めて、何か足りない要素があったら描き足して下さい」と言われ、描く。

そして、パステル(?)を用意され、

「では色を塗って下さい」と言われ、時間の許す限り色を塗って完成。そして出来たのが写真の絵。

そして、セラピストの解説が始まる。

ストレスが少なく、心身のバランスが取れた状態です。エネルギーが豊かに充実しています。そのエネルギーは、力強く現実を切り開いていくというより、流れに任せて身を委ねているような使い方をしています。

夢や理想を持っていて、そこに至る道筋を知っています。常に選択肢を複数持っていて、柔軟に使い分けます。

人生において「仕事」を重視しています。仕事はきっちりやり、かつ手をかけます。そして豊かな実りを手に入れます。

男性としてはあり得ないほどの豊かな愛を持ち合わせています。その愛は人生の過去において培われたものです。そして、その恵みが今、花開いています。

甘えん坊です。本当は人に甘えたいという気持ちを持っていますが、あまり表現しません。

コミュニケーションは他者に対して開かれていますが、自分自身のことはあまり話しません。心を開いて人の話を受け入れる感じでしょうか。

賢者です。そして分かたれたものを統合しようとしています。

・・・

なんだか、ずいぶんいいことばかり(笑)。

友人だからいいことしか言わないのかと思ったら、そうでもないらしい。僕とは全く性質の違う絵を一枚見せてもらった。その絵は、恋人との関係が不安でしょうがない男性が描いたもので、僕の描いた絵とは、構図も色使いも描いてあるものまで異なっていた。相手の気持ちを気にする前に、まず自分自身をよく見つめましょう、とアドバイスしたそうだ。

絵は自分の心を映すということは知っていたが、今の僕の状態はバランスが取れていて良い状態であるようだ。この気持ちのまま「仕事」をしよう(笑)。