※ この投稿は、2019年6月に投稿した記事の再掲です。
手をさしのべられない
拒否されるのが恐いから
手をさしのべられない
救えないのが恐いから
・・・
「助けて」が言えない
自分が困っているのがわからないから
「欲しい」が言えない
自分の欲しいものがわからないから
そして自分が困っていることに気づいても
やはり「助けて」が言えないのだろう
求めても応えてもらえないのが恐いから
欲しいものがわかっても
やはり「欲しい」が言えないのだろう
求めても手に入れられないのが辛いから
傷つくことを
恐れて
恐れて
僕は僕に、二重にふたをした
求めることを諦めて
さらに何を求めているかもわからなくした
拒絶の上に拒絶を重ねて
何を拒絶したかもわからなくした
それが僕の構造
手をさしのべたいのに
それが僕の望みなのに
恐くて、恐くて
僕は手をさしのべられない